事例8Farmnote&Farmnote Color (フリーバーン牛舎:群馬県須藤牧場)
≪製品紹介≫
●クラウド型牛群管理システム「Farmnote」 ※画像はイメージ
パソコン、タブレット、スマートフォンを活用し、いつでもどこでも、牛群の様々な情報を記録・管理・分析できます。
・入力した情報により以下のことができます。
- 「ストーリー」として出来事を一覧で見ることができ、リアルタイムに情報を共有
- リスト作成機能により自ら作成したリスト(未授精&妊娠牛リストなど)を素早く一覧で表示
- カレンダーに妊娠鑑定、分娩予定などの予定を自動で整理>
- 登録した活動をレポートとしてグラフで表示
- 発情の見逃し頭数と妊娠頭数をグラフで表示
- 取り込んだ牛群検定データと入力データを複合して分析が可能
●ウエアラブルデバイス「Farmnote Color」 ※画像はイメージ
「Farmnote Color」を通じて取得した牛のデータにより、人工知能が活動・反芻・休息を計算します。その情報から繁殖で重要な発情、体調変化など注意すべき牛を自動的に選別しスマートフォン等のスマートデバイスに通知します。 なお、スマートデバイスを「Farmnote Color」に近づけるだけで「Farmnote」が起動し、その個体の疾病履歴や繁殖情報が瞬時に検索・表示できます。
「Farmnote Color」から取得したデータと「Farmnote」が連携してできること
▶発情グラフや行動分類グラフを表示
▶注意すべき乳牛を検出
推定流産牛、推定周産期疾病牛、乳量低下と活動低下による推定疾病牛の検知など牧場ごとにカスタマイズが自由にできます。
▶発情兆候を通知
- 発情兆候をリアルタイムにスマートフォン等へ通知し、発情の見逃しを防ぎます。
▶疾病疑い牛を通知
- 疾病疑いのある牛をスマートフォンに通知し、体調変化の早期発見に貢献します。
●料金プラン
●須藤牧場概要
経産牛 110頭
育成牛 70頭 ※全頭預託
平均搾乳牛頭数 90頭
作業従事者数 5名(経営主、妻、従業員3名)
搾乳時間 6:00~8:30 / 16:30~19:30
年間生産量 1,100トン
従業員研修 あり(家保獣医師、心理学コンサルタントなど)
●ファームノート導入の経緯
・他社の繁殖管理システムを使用し、繁殖管理を実施。(現在も一部の牛で使用)
・小林社長と出会い、ビジョンに共感。
≪ビジョン≫
〜世界の農業の頭脳を創る〜
インターネット技術(データ解析とUX)を活用し、持続可能な食生産を実現します。
ファームノートアプリ開発にアンバサダーとして参加。
・2016年8月にファームノートカラー導入。
●須藤牧場における「Farmnote」「Farmnote Color」活用方法
- 「Farmnote」への入力は3人の従業員が実施。翌日に経営主奥様が入力確認。
- 毎日am6:00の通知(発情兆候など)により1日の予定を確認
- 1日2回(昼礼am10:30/終礼)のミーティングにより情報の共有を実施
- 繁殖ボードの情報と「Farmnote」入力情報の双方を有効活用
- ミーティングの中で「Farmnote」入力情報誤りの有無を確認
- 月1回ランチミーティング(外食)を実施
- 従業員に対して通信費を補助
●「Farmnote Color」の導入メリット
- 発情発見の精度が高い(誤差情報が少ない)※従業員の信頼大
- 効果的に獣医師を呼ぶ判断を下すことができる
- 牛の行動履歴が残る
- 発情や出産などいつ発生するかわからない状況にあるなか、時間を金で買取るという考え方により、目に見えない労働コストを削減できる。
- 牛を見に行く頻度が増加し、コミュニケーションも増加
●今後に向けて
- 「Farmnote」が農場HACCP取得に活用できる部分があることから、現在取得を目指して取り組んでいる。
- チーズ工房を開設し体験型の牧場を目指している。
- 『GUNMA TRANSFORM PROJECT』(地産地消プロジェクト)を推進
- 稲作農家の飼料を使用し生乳生産を実施
- 前橋産牛乳を使用しチーズを製造
- 前橋産チーズを使ったピザの製造
●問合せ
[酪農家]
Farmnote https://farmnote.jp/signup.html
Farmnote Color https://farmnote.jp/color/
[農協等担当者]
ファームノート https://farmnote.jp/inquiry.html
(参考)facebookページ https://www.facebook.com/farmnote/